FAQ-464 破損したOriginファイルを修復するにはどうしたら良いですか?
最終更新日:2020/10/10
Originプロジェクトファイルを保存すると、Origin はファイルのコピーを、最後に保存されたときと同じようにバックアップに保存します。ファイルが壊れた場合は、以前保存したバージョンをバックアップから開くことで回復できます。
- Origin 2018bからは、プロジェクトファイルごとにバックアップファイルが作成されるようになりました。 このバックアップファイルはMyProject-1234567.opjuというような名前で、\Backup folder (e.g. at C:\Users\user\Documents\OriginLab\Backup)に保存されます。
- 旧バージョンのOriginでは、バックアップファイルはBackup.OPJという名前で、User Files Folder (例えば、C:\Users\user\Documents\OriginLab\2017\User Files)に保存されていました。
1.バックアップファイルの配置と利用
- Origin 2018bでは、ヘルプ: フォルダを開く: バックアッププロジェクトフォルダを選択するか、または、ツール: オプションを選び、システムパスのタブをクリックして\Backupのファイルパスをコピーして、Windowsファイルエクスプローラのアドレス欄に貼り付けます。
- Origin 2018以前のバージョンでは、ユーザファイルフォルダ内に.Backup.OPJファイルが1つだけ保存されています。ツール: オプションを開き、システムパスのタブをクリックして、ユーザファイルフォルダのファイルパスをコピーして、Windowsファイルエクスプローラのアドレス欄に貼り付けます。
バックアップファイルの位置を確認したら、それをOriginで開きます。見つかったファイルが目的のものであれば:
- Origin 2018b以降をお使いの場合:ファイルを新しい位置で保存します。
- Origin 2018以前をお使いの場合:ファイルを新しい名前を付けて、新しい位置に保存します。(ファイル名はBackup.OPJ以外)
2.破損したプロジェクトファイルからデータセットを回復させる
もし方法1がうまくいかない場合、次の操作を試します。まず破損しているプロジェクトファイルを開き、スクリプトウィンドウ(ウィンドウ: スクリプトウィンドウ)を開き、次のように入力します。
list s
Enterキーを押します。もしファイルの損傷が軽度であれば、データセットを回復させることができます。リストは以下の例のように表示されます。
1 MyData_Time 2* MyData_Sample1 3* MyData_Sample2 4 Data2_A 5* Data2_B 6* Data2_C
リストはMyDataとData2の2つのワークシートを含んでいることがわかります。これらのデータセットを復旧するためには、エディットコマンドを使用して、すべてのワークシートを1つずつ再作成します。例えば、以下を実行します。
Edit MyData_Sample1;
Enterキーを押します。MyDataと関連する3つのデータセットを呼び出します。
Origin 2021以降では、次のコマンドを使用して、1回の実行ですべてのワークシートを再作成できます。
run -oc EditAllSeries;
グラフウィンドウを回復させることは出来ません。
ワークシートをエディットしたら、新しくOriginを起動し、破損したファイルからコピー&ペーストします。もしくは、破損したファイルのデータをエクスポートして(メニューのファイル: エクスポート: ASCIIを選択して)、新しいOriginでこのASCIIファイルをインポートします。
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キーワード: 破損したファイル, 修復, 損傷