日付と時刻の扱いについて
Originは、グレゴリオ暦(いわゆる西暦)に基づいた日付を解釈します。 時間データは時:分:秒の形になります。 Originでは以下の範囲をサポートしています。
- 年数を示すために4桁の数字を入力する場合、以下の範囲で入力します。
- 1/1/0100; 12/31/9999.
- 年数を示すために2桁の数字を入力する場合、以下の範囲で入力します。
- 0, 44; 20002044.
- 45, 99; 19451999.
目次
日付と時間を扱う数値システム
日付と時間を処理するOriginの内部システムでは、ユリウス通日を使用して、1月1日を-4712 (January 1, 4713 BCE)、グリニッジ標準12時を"time zero" (t0).としています。しかし、Originは12時間オフセットの表記が異なります。
デフォルトシステム:修正ユリウス日
Originのデフォルトシステムではt0を1月1日、4713 BCE (1月1日 4713 24:00:00 BCEまたは、1月2日、4713 00:00:00 BCE)となり、通常のユリウスt0の値より12時間遅くなります。
このように、Originのカレンダーで、日付と時間は次のようになります。
- 11 June 1998の21:23:01
日付の値は、
- 2450975.890984を持っています。
正しい 天文学的な ユリウス通日 の値を入手するには、Originに表示される値に0.5 (0.5日は12時間なので)を加えて2450976.390984となります。
タイムゾーンの違いやサマータイムなどは考慮されません。
その他の日付・時間システム
Origin 2019では、2つの日付・時間のシステムが利用できます。ユリウス通日とt0を2018年1月1日00:00とする『2018システム』(小数秒のより正確な処理を可能にします)です。
このシステムを変更するにはシステム変数@DSPの値を変更します。この値はプロジェクトに保存されるため、代替の日時システムを使用したいプロジェクトごとに 値を設定する必要があるので注意が必要です。
| @DSPの値 | カレンダーの日付 | 内部の数値 | コメント | |
|---|---|---|---|---|
| 0 | 2018-07-26 13:35:00 | 2458325 | 56597222 | Originのデフォルト設定(ユリウス通日 - 0.5) |
| 1 | 2018-07-26 13:35:00 | 2458326 | 06597222 | 実際のユリウス通日 |
| 2018 | 2018-07-26 13:35:00 | 206 | 565972222222 | t0 = Jan 1 2018 00:00 |
Originの2018システムでは、小数点以下の秒数までのデータを記録することができます。10-8秒までを含む計算に対応しています。 |
日付・時間システムを経選択するには:
- Originを起動してメニューからウィンドウ:スクリプトウィンドウ(Shift+Alt+3)を選択します。
- スクリプトウィンドウで以下のように入力してエンターを押します。
@DSP=value
@DSPは3つのオプションをサポートしています。
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Unixタイムスタンプとユリウス通日との変換
Originのバージョンに応じて、Unixタイムスタンプとユリウス通日を変換する方法がいくつか存在します。
- Origin 2020b以降から、OriginのUnixTime( )関数を使用して、値をどちらの方向にも変換できます。
- 2020bよりの前のバージョンでは、FAQ-936 UnixのタイムスタンプをOriginの日付に変換するにはどうすればよいでしょうか?を参照ください。
解析機能における日時間隔の設定
一部の統計およびデータ整形機能では、Originはデータ処理に対する日時間隔の設定をサポートしています。データソースが日時の場合、秒、分、時、日、週、月、年を、日時間隔として設定できます。
| データ整形ツール | 統計ツール |
|---|---|
ここでは例として、列データの分割機能を使用します。日付に基づいて列を 2月、3月、4月などに分割します。
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